APACリーグ優勝

私の所属するCaren Tigerは、6月30日に行われたAPACリーグマスターズファイナルにて優勝し、APACで1番になりました。応援ありがとうございました。

公式ポータルサイトのニュース記事

APACリーグの最終段階、上位チーム同士の対戦はマスターズプレイオフとマスターズファイナルの2段階に分かれていました。日本(JPN)地域、東南アジア(SEA)地域、オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)地域それぞれのリーグで2位突破した3チームが、まずはプレイオフで対戦。合計3試合が予定されていたものの、SEA地域のLupinは降参し不戦敗。The Janitors(ANZ)とNaughty Kids(JPN)の2チームによる、突破を賭けた直接対決となりました。結果は5-1でNKの勝利。

マスターズファイナルはCaren Tiger(JPN)対PIFO(SEA)、Naughty Kids(JPN)対Team Efficiency(ANZ)の対戦になり、それぞれの試合を勝ち抜いた2チームが決勝で対決することになりました。

まず準決勝第一試合としてNK-TEの対戦が行われ、2-5でTEが勝利しました。NKは1stPickで得意マップであるムロヴァンカをTEにぶつけたものの、1-1でやり過ごされてしまいました。一方でTEのPickした鉱山を0-2にされてしまい、総合スコア1-3に。ここでついた差を埋められず、2-5でTE勝利という結果になりました。

続いて準決勝第二試合、CT-PFは5-4でCTが勝利しました。PFに先行される展開ながら、CTは運にも助けられ、全てのマップを1-1のタイで消化してタイブレークに持ち込みます。最終的にCT側がヒメルズドルフ攻撃を成功させ、5-4のスコアで決着となりました。

決勝戦はTE-CTというカードになり、2-5でCTが勝利しました。TEの1stPickであるムロヴァンカをCTは1-1で凌ぎ、逆に自分たちのPickである鉱山を2-0にすることに成功。続くヒメルズドルフは1-1のタイスコア、最後は周囲に苦手と思われていた崖のバトルで勝利して、総合スコア2-5で初代のAPACリーグ王者となりました。やったのだわ。

APACリーグのシーズン2については近く発表される予定で、その前にJPNメジャーリーグとマイナーリーグの入れ替え戦が行われます。試合は7月7日~8日を予定しているようです。

JUCについて

もし今回のAPACリーグの放送を見てちょっとでも楽しく感じた方や、一瞬「やってみたいな」と思った方には、ユーザー主催大会であるJUC4への参加をオススメします。戦車がない・誘えるようなチームメイトがいないと心配することなく、スケジュールさえあえば気軽にエントリーできる大会です。

基本的に殆どの大会は弱肉強食の世界ですが、JUCは一味違い、負けたら即終わりではなく最低でも3試合6ゲームはできるシステムです。また、参加者の実力に応じてプレイヤーをチームに割り振ってくれますし、各チームに一人はインストラクターとして上級者が入るように配慮されています。特別アカウントを使用するので懐も痛みません。試合に向かって話し合ったり、作戦の確認をしたりなど、普段のランダム戦ではあまり体験できない「チームで戦う」感覚が得られると思います。既にクランに入っているという人でも、他クランの人との新しい出会いの機会になるでしょう。

詳しいルールやエントリー方法などはこちらの公式ページをご確認ください。募集の日時は7月8日24時までなので、お忘れなきよう。

以下はなんか適当に書いていきます。

APACリーグについて

クビンカカップの出場権を得るために別のリージョンのチームがASIA-APACに来てから実に4年近くもの間、TEやCTやその他のチームがASIA-APACの7vs7フォーマットにおける実質的なNo.1でありながらも、記録としては残らないという時期が続いていました。今回のAPACリーグという試みが、失われた4年間を取り戻すものかどうかはわかりません。しかし全てのAPACチームが新たな一歩を踏み出すことになりました。企画・運営してくださった方々にこの場を借りて感謝申し上げるとともに、このリーグの更なる発展のために力添えができたらと思っています。

優勝について

応援ありがとうございました。おかげさまで優勝できました。ツイッターとかゲーム内とか配信とかでコメント頂いて嬉しかったです。

APACリージョンの1位を達成したことについては嬉しく思っています。私にとっても、チームとチームの皆にとっても良いことだと思います。AkiやYupaやmaroや私のようにCT一本でやってきたプレイヤーも居れば、opeさんやhellkuraiやV1CETONEのように他所のチームから移籍してきたプレイヤーもいます。halienのようにトーナメントを6年間続けてやっとというプレイヤーもいれば、kirishimaのように移籍後即1位というプレイヤーもいます。状況はそれぞれ違いますが、リージョンの1位を取ることは今回が初めてのメンバーが殆どだったので、経験できて良かったです。

そういう喜びはありますが複雑な気持ちもあります。このモードや今まで対戦した各チームに対する色々な思い入れも強いですし、後述しますが自身の試合のパフォーマンスとかも……あんまり自分は切り替えの早いタイプじゃないので。

2か月の努力が実ったこと、勝ち進んで沢山試合ができたことは純粋に嬉しいです。多分CTはAPACで一番試合をしましたね。タイブレークのせいだけど。難しい時期でしたが上手くシーズンを乗り切れてよかったと思いますし、チームの皆に感謝しています。

自分のプレイについて

悪かったの一言。毎試合出て疲労しているメンバーよりも体力や精神的な部分に余裕があることを活かし、もっと冷静であるべきでした。心残りはとても多いです。

V1CETONEについて

APACにおける最高のプレイヤーであるV1CETONEをチームに迎え入れられたのは、CTにとって僥倖でした。誰を最高と定義するかはおそらく判断する人の立場によって変わるでしょうが、数字は彼が一番であることを示しています。言葉の壁がありながらも圧倒的スタッツを叩きだし、CTのAPACリーグ制覇に大きな貢献をしてくれました。

CTのパフォーマンスについて

状況が拮抗した中で起きる試合終盤の難しい少人数戦において、マスターズファイナルでは全てのバトルで競り勝つことが出来ました。精彩を欠いた試合もありましたが、個々の技量の高さや精神的な強さを見せられたのかなと思います。

用意した作戦については、PFに対してはさっぱりうまくいきませんでした。見ている人たちにとって意味がわからないものが多かったと思います。コンセプトが破綻していたり、練習量・技量的に難しいプレイだったり、準備のリソースの振り分けだったりいろいろな問題がありました。運に左右された部分も多くあまり納得はいっていませんが、最低限の内容を手にしたPF戦でした。勝ちゃいいんだよーと納得できる大人になりたい。

TE戦では作戦面でのミスは少なく、大きなアドバンテージを築くことに成功しました。準決勝のNK-TE戦の内容やCT-PF戦における自分たちの失敗から、作戦を少し変更できたこともうまくいった理由の一つ。試合の内容的には妥当なスコア、妥当な勝利ではありますが、ここ数年のTEの成功とCTのズッコケ方を見ていた人たちからしてみると驚きの結果になったかもしれません。

ファイナルのもうちょっと突っ込んだ話

準決勝第一試合のNK-TEについては、Ban/Pick戦略でTEの方が有利であり、それが最終的な結果に大きく影響したと考えています。NKはメジャーファイナルのCT戦・マスターズプレイオフのTJ戦において鉱山をBanしておりこのマップがあまり得意ではないと見られている一方で、TEにとっての鉱山はメジャーファイナルでTJに対して1stPickする程度には得意なマップです。今回のマスターズファイナルの試合ではNK側はTEの得意マップと考えられるヒメルズドルフを蹴るためにBan枠を使いましたが、結果的に相手の得意マップ鉱山が自分たちに突き刺さりました。ムロヴァンカやプロホロフカはNKが負けてしまった試合でも途中良い形を作る事には成功していますし、最終戦の崖に関しては防衛側ピックも含めTEを褒めるしかない内容。しかし鉱山に関しては個人の判断ミスでは済ませてはいけない作戦部分での大敗です。1stPickのムロヴァンカで2-0にする前提だったのか、ヒメルズドルフの作戦が悪すぎて戦えないと判断したのか……この戦略が失敗だったのかについては他チームの事情ゆえ私からは評価できません。ですが鉱山の0-2というスコアは彼らにとって致命傷になりました。

準決勝第二試合のCT-PFについては、Ban/Pick戦略については5分だったと思われます。PFが苦手で蹴るかと思われたヒメルズドルフ、そしてCTが苦手で蹴るかと思われたプロホロフカ、仕込み杖vs鉄扇の暗器対決みたいな感じでしたがそこはどちらも1-1で引き分け。CT側は次戦を見据えてプロホロを出さざるを得ないという状況でしたが、お相手はどうだったんでしょうね。自走砲を相手が使うとわかっていて有効な手を打てず負けた鉱山防衛や、コメント不能なレベルで酷かったプロホロフカ、色んな部分で運に左右された崖攻撃など試合を通じてCTはよくない出来。PIFO陣営からすると「起こせジャイアントキリング」という感じでいつもより高いモチベーションがあったかもしれません。でも最終的にはCTが勝ちました。ダビデはコンカラーGCという悪魔の力に手を染めたので負けたとか適当なことを書いてまとめたいと思います。

決勝戦のTE-CTについては、Ban/PickはCTにとってとても得な内容でした。CTがBanする予定だったプロホロフカを、TEが先に蹴ってくれたからです。結果CTは自分たちにとって二番目に自信のなかった砂の川をBanすることができました。その上でCTは作戦面で余力を隠していました。TEの車両編成の傾向もわかっていたし、彼らがその編成を大きく変えないことも予想していました。TEの調子もあまり良くないと感じていたので、私はかなり有利だと思っていました。そして勝ちました。

CTとTEで似通った作戦を持ってきたマップがあり、見ている側の人たちは不思議に思ったかもしれません。当日早朝にCISで行われたショーマッチの影響を指摘する人もいるかもしれませんが、CTに関して言えば全く関係なかったです。試合での作戦の被りは、現状の戦車バランス・現状のメタを鑑みてこれが将来的に一番勝率が高いだろうという両陣営の思索の結果だったと考えています。

CIS勢がAPACリーグを踏まえてあのような作戦を見せるに至ったなら嬉しいですが、どうでしょうね。昔DakiなんかはAsiaのESLが主催していたGo4WoTを見ていたりしましたが(こんなローカル大会までチェックするんだなあと感心した記憶があります)。

1.0のチームバトルについて

アップデート1.0の導入により各マップの各ポジションに変更が入り、マッププールからゴーストタウンが外れた結果、古参チームのアドバンテージは以前に比べれば小さくなりました。射線や茂み等は削減され、所謂「わからん殺し」は起きにくくなり、全体的に上位チームと下位チームで差が付きにくくなったと考えられます。各マップで新たにポジション研究をせねばならなくなりましたが、そのあたりの進捗は試合の結果におおよそ反映されたなというのが個人的な感想です。

各リーグの状態

他地域のリーグと比べて守備的であるという批判は受けるかもしれませんが、JPNリーグが一番レベルが高く拮抗していたことは間違いないでしょう。継続的に活動するチームがSEA、ANZリーグにも生まれれば今後状況は変わってくるかもしれません。

他リージョンのチームとか

Team Efficiencyについては、以前と比べると直線的な作戦を採用するようになりました。JPNリーグのチームであればNKが一番傾向が近いですね。使う戦車の種類が少なく、v4をあまり信用していない所もそっくりです。ANZリーグの対戦相手に勝つための進化かもしれませんが、個人的に大きな違和感がありました。

The JanitorsはObj268v4と運命を共にしたなという感じ。メジャーリーグ開催中はTEに対し善戦したけれど、v4ナーフ後のマスターズプレイオフ、対NK戦はあまりにもあんまりすぎたと言わざるを得ません。

PIFOは可能性を秘めています。リーダーシップと個人の高い技量が良い形で融合していて、実戦経験を積めば積むほど強くなっていくと思います。しかし韓国チームには常に兵役の問題が付きまとうので、今後どうなるかわからないです。

Lupinは恐らくはこれがラストのシーズンかもしれません。人数やスケジュール的に厳しいとは聞いてはいましたが、今回は不戦敗という残念な結果になりました。

JPNリーグの各チームについては、ライバルとして次シーズン戦えることを楽しみにしています。

投稿者:

moudame

好きなものはメロンです

2 thoughts on “APACリーグ優勝”

  1. 忙しい中でのブログUPありがとうございました。
    そして…APAC優勝、おめでとうございます!
    私が観始めてからは、初めてのメジャーリーグ優勝だったので応援する立場としては嬉しかったです(Pacific RumbleでKONGDOOに勝ったのをアーカイブで観た時も嬉しかったなぁ…)
    JAPAN勢のTB熱も高くなって来た様に思います。強いチームが沢山居て、レベルも上がると思いますので楽しみではあります。が、CTには強さを見せ付けて欲しいですね。
    これからも、頑張って下さい。

    1. su_san_sanさん、コメントありがとうございます。KongDoo戦、懐かしいですね。CTにとっては師匠と呼べるようなチームが相手だったので、すごく嬉しかったのを覚えています。
      JP勢の熱はどうでしょうね……APACリーグの配信とかが将来のTBプレイヤーのモチベを刺激出来ているといいんですけども。
      次も恐らく長いシーズンになるので、試合全てに勝つというのは大変かもですね。しっかり勝てるようこれからも頑張ります。

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